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出版社内容情報
現代社会で望まれる組織マネジメントについて、品質マネジメントを中心に、その考え方や基本的な方法論を整理し、組織運営のためのマネジメントシステムにどう実装するかを綴った書です。
経営に携わる方々なら誰しも日々さまざまな課題に直面していると思われますが、その解決の糸口になるヒントが散りばめられています。また、適合性評価に関わる方々であれば、どうすれば審査のときに「気づきを与えられるか」という示唆が得られます。
目次
第1章 品質マネジメントに学ぶ(マネジメントシステムに魂を入れる;品質マネジメントに学ぶ;品質管理の系譜;TQMの全体像)
第2章 品質に関する正義(品質中心経営―なぜ品質が中心なのですか;顧客満足―お客様は神様です!?;価値の認識―何を評価しているのか;品質の経済性―品質は儲かるのか;品質の側面―品質の見方・捉え方;品質保証―安心して買っていただける製品・サービスの提供)
第3章 マネジメントの原則(技術とマネジメント―マネジメントの意義について考える;管理―目的達成のためのすべての活動;PDCA―目的達成行動の原則;事実に基づく管理―KKDを活かせ;プロセス管理―品質は工程でつくり込め;標準化―知識の再利用;改善―進化への原動力;人間尊重―品質管理は人質管理)
第4章 もつべき組織文化(組織文化は何年で根付くか;不祥事の起きにくい組織;望ましい組織文化あれこれ)
第5章 マネジメントシステムへの実装(経営における3つの管理;日常管理―ルーチンワークの確実な実施;経営要素管理(機能別管理)―部門の壁を越えて
方針管理―環境変化対応型全社一丸管理
持続的成功のためのマネジメントシステムモデル)
著者等紹介
飯塚悦功[イイズカヨシノリ]
東京大学名誉教授。公益財団法人日本適合性認定協会理事長。1947年東京生まれ。1970年東京大学工学部卒業。1997年東京大学教授。2013年東京大学退職。2016年日本適合性認定協会(JAB)理事長。日本品質管理学会元会長、デミング賞審査委員会元委員長、日本経営品質賞委員会委員、ISO/TC176国内委員会元委員長。2006年デミング賞本賞。2012年工業標準化内閣総理大臣表彰。品質論、現代品質経営、次世代TQM等の研究を通じ、品質マネジメント、TQM、ISO9000など、日本の品質管理界を牽引してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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