出版社内容情報
「IoTを導入してみたが、暗礁に乗り上げている」「これからIoTを導入したいと考えている」製造業の方のさまざまな悩みごとに対し、解決に向けてのコツとツボをお伝えします。IoT導入で起こりがちな問題を「情報収集」「蓄積」「活用」の手順にそって解説しています。
本書が対象とするのは製造業のカイゼンの陣頭指揮をとる現場管理監督者やIoT化を推進する立場の生産技術担当者です。
内容説明
本書には以下のような特徴があります。IoTフェーズの「情報収集」「蓄積」「可視化」「最適化」「自動制御」全般に対し「企画構想段階」「収集蓄積システム構築」「活用/解析/AIシステム構築」の導入ステップごとに取り上げてIoT全般に活用できる内容としている。IoT導入をこれから進める製造業、IoT導入を進めているがうまく導入ができていない方に対し、よく陥る問題と解決策について事例にもとづき具体的に解説している。解決策が高度な手法であると対応できない場合があるため、大手から中小製造業まで幅広く取り扱える「ラズパイIoTツール活用」事例を取り上げている。システムの専門家目線でなく、業務する人の目線で記述し、ITに詳しくない方にもわかりやすい表現を心がけている。具体的な事例を用いて業務内容がわからない技術部門の人にもわかりやすく解説している。
目次
第1章 企画構想段階(経営・組織;導入手順)
第2章 収集・蓄積システム構築段階(データの収集;蓄積)
第3章 活用/解析/AIシステム構築段階(活用;解析・AI;セキュリティ;自働化)
著者等紹介
山田浩貢[ヤマダヒロツグ]
1969年名古屋市生まれ。1991年愛知教育大学総合理学部数理科学科卒業後、株式会社NTTデータ東海入社。製造業向けERPパッケージの開発・導入および製造業のグローバルSCM、生産管理、BOM統合、原価企画、原価管理のシステム構築をPM、開発リーダーとして従事する。2013年、株式会社アムイを設立。トヨタ流の改善技術をもとにIT/IoTのコンサルタントとして業務診断、業務標準の作成、IT/IoT活用のシステム企画構想立案、開発、導入を推進している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。