出版社内容情報
安全のためのシステム(対策や教育を含む)の実効性を高めるためには適切なマネジメントが必要です。形骸化しやすい安全管理の仕組みを的確にマネジメントすることにより、企業のサービスや製品が利用者だけでなく地域社会にまで安心をもたらすことができます。的確な安全マネジメントは企業のレピュテーション(評判)をも向上させていきます。
本書ではヒューマンエラー対応を含む安全対策を企業価値向上のための戦術と捉え、経営戦略との整合を図りながら、事業者のレピュテーションを高める安全活動の体制を構築していくプロセスについて解説します。
内容説明
安全のためのシステム(対策や教育を含む)の実効性を高めるためには適切なマネジメントが必要です。形骸化しやすい安全管理の仕組みを的確にマネジメントすることにより、企業のサービスや製品が利用者だけでなく地域社会にまで安心をもたらします。そのことは企業のレピュテーション(評判)をも向上させていきます。本書ではヒューマンエラー対応を含む安全対策を企業価値向上のための戦術と捉え、経営戦略との整合性を高めながら、事業者のレピュテーションをも高める安全活動の体制を構築していくプロセスについて解説します。
目次
第1章 安全とヒューマンエラー
第2章 ステークホルダー視点に立った安全活動
第3章 再発防止と未然防止
第4章 ヒューマンエラー関連情報の収集
第5章 ヒューマンファクター・マネジメント
第6章 安全活動の拡充
第7章 未来の安全・安心のプロデュース―安全活動に関するマネジメントシステムの階層化
著者等紹介
岡田有策[オカダユウサク]
慶應義塾大学理工学部管理工学科教授。研究分野、技術経営、安全マネジメント、ヒューマンファクターズ、サービスマネジメント。1986年慶應義塾大学理工学部管理工学科卒業。1990年慶應義塾大学理工学部管理工学科助手となり、1999年に助教授、2007年より教授。2014年から2018年内閣府科学技術政策上席フェロー。代表的な役職、日本学術会議連携会員(24期、25期)。日本プラント・ヒューマンファクター学会・会長(2018~2022)。SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)『インフラ維持管理・更新・マネジメント技術』サブ・プログラム・ディレクター(2015~2019)。受賞歴、1991年に日本人間工学会橋本賞。2014年に安全工学会論文賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 思考の自然誌