内容説明
本書では、システムを「多くの要素が互いに関連を持ちながら、全体として共通の目的を達成しようとしている集合体」と定義しています。ともすると、システム=コンピュータという認識がありますが、決して、コンピュータに限定してのことではないのです。本書は、システムの概念についてわかりやすく説明しているので、その本質が理解できます。そして同時に、システム=コンピュータという誤解が解けるでしょう。
目次
第1章 システム概念の誕生
第2章 システム化のいろいろ
第3章 システムの成りたち
第4章 システム完成
第5章 システム工学
第6章 モデルとシミュレーション
第7章 システムの最適化
第8章 効用と意思決定
第9章 システム産業
著者等紹介
大村平[オオムラヒトシ]
工学博士。1930年秋田県に生まれる。1953年東京工業大学機械工学科卒業。防衛庁空幕技術部長、航空実験団司令、西部航空方面隊司令官、航空幕僚長を歴任。1987年退官。その後、防衛庁技術研究本部技術顧問、お茶の水女子大非常勤講師、日本電気株式会社顧問、(社)日本航空宇宙工業会顧問などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。