内容説明
ISO/TS16949は、2016年に大幅に改訂され、新たにIATF16949規格が制定されました。IATF16949では、引用されている技法の内容が大幅に変わりました。従来のAIAG(アメリカ自動車産業協会)発行の技法だけでなく、ドイツのVDA(ドイツ自動車工業会)発行の技法が多く含まれるようになりました。すなわちIATF16949規格の内容は、それまでのアメリカ中心からドイツ寄りに変わったのです。このような背景のもと、本書では、VDA規格およびその主な技法について、図解により、わかりやすく解説します。
目次
第1章 IATF16949とVDA規格
第2章 VDA新規部品の成熟度保証(MLA)
第3章 VDA頑健な生産プロセス(RPP)
第4章 VDA6.3プロセス監査
第5章 VDA6.5製品監査
第6章 VDA2生産プロセスおよび製品承認(PPA)
第7章 VDA4品質保証技法
第8章 AIAG&VDA FMEA
著者等紹介
岩波好夫[イワナミヨシオ]
名古屋工業大学大学院修士課程修了(電子工学専攻)。株式会社東芝入社。米国フォード社ECU開発プロジェクトメンバー、半導体LSI開発部長、米国デザインセンター長、品質保証部長などを歴任。現在、岩波マネジメントシステム代表。JRCA登録ISO9000主任審査員(A01128)。IRCA登録ISO9000リードオーディター(A008745)。AIAG登録QS‐9000オーディター(CR05‐0396、~2006年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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