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内容説明
「行為保証」は本書の著者による造語です。「行為保証」とは、「目的意識を持った動作の保証により、不良ゼロを目指すための一連の方法、仕組み、プロセス管理、考え方」を意味します。本書では、「行為保証」によるプロセス管理の進め方とその考え方をわかりやすく解説します。
目次
第1章 「行為保証」とは?
第2章 正しい作業と行為保証
第3章 製造技術標準
第4章 品質パトロール・実施パトロールと改善項目リスト
第5章 組立加工品質マトリックス
第6章 「行為保証」による技術伝承と改善
著者等紹介
遠藤勇[エンドウイサム]
株式会社遠藤メソッド代表取締役。1953年兵庫県生まれ。1972年兵庫県立兵庫工業高等学校機械科卒業。1972年株式会社ノーリツ明石工場入社。製造・生産技術・事業管理室・業務部・生産管理・品質管理・品質保証部で36年間を歩む。この間、国内、海外の多数の部品メーカーと現場で品質監査、品質改善活動を実践する。2008年株式会社ノーリツ品質保証本部品質保証部を退社。Endo Method Laboratory(通称:EMラボ)設立、品質アドバイザー事業で独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉
2
この薄さで2400円は相当の付加価値がないと付けれない値段である。行為保証とは見落としなどのエラーがないようにするためのプロセス管理である。多発不良品に関しては計量経済学でも行ったが、理論的なことではなく、ヒヤリハット事象などの出来映え管理からプロセス管理への転換、割れ窓理論などの文字による説明が殆どであった。目的意識を持つことが重要で、ヒューマンエラーは死角ゾーンにこそあるとしている。手順が変わることや過去の問題点をもれなく確認することで訓練されていく。組立加工品質マトリックス、製造技術標準もある。2016/04/04