内容説明
中国へのソフトウェア・オフショア開発の難しさは、日本と中国の文化の違いから来る価値判断基準の差異や、ブリッジSEに依存した開発体制などに起因します。本書は、ソフトウェアの品質保証について、日中間の「価値判断基準の差異」を解消するための仕掛けや、人への依存を排除する徹底した標準化とその実行を東忠グループの事例にもとづき解説します。また、従来型のオフショア開発とは異なる未来志向のビジネスのあり方として、“事業OEM”という戦略を解説します。
目次
オフショア開発とは
オフショア開発の問題点
日本ソフトウェア業界の発展とオフショア開発
日中間の価値判断基準の差異
東忠ビジネスモデルの変遷
東忠ビジネスモデル
将来に向けての提言
著者等紹介
河合清博[カワイキヨヒロ]
1944年生まれ。1967年富山大学文理学部理学科卒業。(株)富山計算センター(現(株)インテック)に入社、主にソフトウェア開発とそのプロジェクト管理に従事。現在、一般社団法人情報サービス産業協会審査業務部Pマークの審査を担当。杭州東忠科技友限公司顧問。(株)CIJ顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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