内容説明
本書は、品質管理を初めて学ぶ人だけでなく、ある程度知識がある人も、よく知っているはずなのに、「えっ、ホント?」と耳をそばだてたくなる、ちょっと意外なことをつぶやき、よくよく聞いてみると「なるほど、そうだったのかぁ」と納得できるような内容を、読み切り連載風に書いた、会話形式の「特別講義」である。
目次
第1話 人と組織を賢くする品質管理
第2話 「お客様は神様です!」かな?
第3話 「おつまみ」からの遥けき道―品質保証
第4話 管理強化大賛成
第5話 事実は小説よりも奇なり
第6話 クサイ臭いは元から断たねばダメ
第7話 標準化―知識の再利用
第8話 ひと中心経営
著者等紹介
飯塚悦功[イイズカヨシノリ]
東京大学名誉教授。工学博士。1970年東京大学工学部計数工学科卒。1974年修士修了。電気通信大学助手、東京大学助手、講師、助教授を経て、1997年東京大学工学系研究科教授。2008年特任教授。2012年上席研究員。2013年退職。学生時代の専門は統計解析。その後の主たる研究分野は品質マネジメント。その主要な関心領域は、TQM、ISO9000、構造化知識工学、医療社会システム工学、ソフトウェア品質、原子力安全。日本品質管理学会元会長、デミング賞審査委員会元委員長、経営品質賞委員会委員、TC176元日本代表、JAB/MS認定委員会元委員長、医療の質・安全学会理事、SESSAME(NPO法人組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会)理事長、JUSE/SQiP(日本科学技術連盟ソフトウェア品質技術研究委員会)元委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。