内容説明
多くの企業で問題発生のプロセスを分析する能力、対策をとる能力、問題が発生しないように対応する能力が不足しています。本書は、これらの能力を維持・向上するツールと手順を示し、学んだことを演習で試すことで、マネジメントシステムを改善する力が身につくように書かれています。まさに職場における改善活動の基本となる手引書といえる内容です。
目次
第1章 品質保証と改善(品質と品質保証;日常管理と標準化)
第2章 業務の見える化(プロセス設計;業務機能展開)
第3章 再発防止の見える化(品質保証と問題への取組み;品質事故からの分析手法の開発;工程管理/プロセス管理;問題の捉え方;問題解決のメカニズム;再発防止の見える化)
第4章 未然防止の見える化(未然防止の考え方;リスクの抽出;変化点管理;未然防止の対象;未然防止の見える化)
第5章 効果的なポカヨケの方法(人的ミスの発生の背景;ポカヨケの方法)
著者等紹介
福丸典芳[フクマルノリヨシ]
1974年鹿児島大学工学部電気工学科卒業。日本電信電話公社入社(本社)。1996年株式会社NTT資材調達部品質管理部長。2000年株式会社NTT‐MEコンサルティング取締役。2002年有限会社福丸マネジメントテクノ代表取締役。2005年NTT‐LS株式会社総合研修部顧問。デミング賞委員会委員、一般財団法人日本科学技術連盟BCコース等講師、一般財団法人日本規格協会品質マネジメントシステム規格国内委員会委員、公益財団法人日本適合性認定協会技術委員会副委員長、JRCA認定品質主任審査員、その他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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