内容説明
LSIの故障解析を実施する際や、故障解析技術を研究開発する際に必要な知識・経験は多岐にわたるが、本書の中心は故障解析技術そのものである。本書では、最新の技術を解説するとともに、広く用されている従来からの技術も紹介する。
目次
第1章 LSIの故障とその特徴(故障解析に関連するLSIのトレンド;LSIの故障の特徴 ほか)
第2章 LSI故障解析技術概論(基本の「き」;故障解析の手順 ほか)
第3章 故障解析事例(DRAMのIR‐OBIRCHなどによる解析事例;ロジックLSI(システムLSI)の解析事例 ほか)
第4章 新しい故障解析関連手法の開発動向(光を利用した故障解析技術発展の流れと最近の動向;OBIRCH関連手法発展の流れと最近の動向 ほか)
著者等紹介
二川清[ニカワキヨシ]
1949年大阪市生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科物理系修士課程修了。工学博士。1974年‐2009年、NEC、NECエレクトロニクスにて半導体の信頼性・故障解析技術の研究開発と実務に従事。その間、日本信頼性学会副会長、理事、評議員など。現在、大阪大学大学院特任教授、金沢工業大学大学院客員教授、芝浦工業大学、東京理科大学非常勤講師。電子情報技術産業協会・半導体技術ロードマップ委員会・故障解析技術SWGリーダー、日本信頼性学会LSI故障解析研究会主査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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