目次
第1章 統計的方法の基礎を学ぶにあたって
第2章 改善対象とする工程
第3章 加工精度と不適合率公差配分問題(公差配分問題;各部品のばらつき;製品Cの長さのばらつき;加工精度と不適合率;加工精度の目標値の設定;正規分布表から正規分布の確率を求める方法;確率変数XとYが独立でない場合の和(Z=X+Y)の分布
2つの確率変数間の関係を表す尺度:共分散と相関係数
期待値および分散の一般的な性質)
第4章 工程把握問題(想定する問題状況;解法の基本的な考え方;統計的推測の基本的な考え方;データから興味のある対象を推測する;ランダムサンプリング;統計的方法にもとづく問題解決)
第5章 工程分析・改善問題(想定する問題状況;解答の基本的な考え方:検定;統計的方法による問題解決;その他の検定方法のいろいろ)
第6章 本書からのステップアップ
付録 CAEシミュレーションソフトを用いた統計量の分布
著者等紹介
棟近雅彦[ムネチカマサヒコ]
1987年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士取得。1987年東京大学工学部反応化学科助手、1992年早稲田大学理工学部工業経営学科(現経営システム工学科)専任講師、1993年同助教授を経て、1999年より早稲田大学理工学術院創造理工学部経営システム工学科教授。ISO/TC176日本代表エキスパート。主な研究分野は、TQM、感性品質、医療の質保証、経営診断
安井清一[ヤスイセイイチ]
2006年より東京理科大学理工学部経営工学科助教。博士(工学)。主な研究分野は、統計的工程管理
金子雅明[カネコマサアキ]
2007年早稲田大学理工学研究科経営システム工学専攻博士課程修了。2009年博士(工学)取得。2007年から同大学創造理工学部経営システム工学科助手に就任。2010年より青山学院大学理工学部経営システム工学科助手に就任し、現在に至る。日本品質管理学会の品質誌論文編集委員、国際委員。主な専門分野は品質管理・TQM、医療の質・安全保証、事業戦略立案(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 現代世界経済論