内容説明
本書は、ISO/IEC 27001の認証(ISMS適合性評価制度)を取得するために必要なポイントを簡潔にまとめるとともに、必要とされるISMS文書の事例を多数掲載しています。これらの事例(モデル)は、CD‐ROMにも収録されており、読者がISMSを構築する際の工数削減に役立ちます。また、一般に難しいとされる「リスクマネジメント」や「有効性の測定」については、丁寧に解説しています。事例を通じて、ISMSの構築の仕方がすぐに分かります。
目次
第1章 情報セキュリティの概要
第2章 ISMS構築の留意点
第3章 ISMSの準備・計画
第4章 ISMSの枠組み構築
第5章 リスクマネジメント
第6章 有効性の測定と事業継続管理
第7章 ISMSの運用
第8章 内部監査とマネジメントレビュー
第9章 ISMSの認証審査
付録 ISMS構築に役立つ文書例
著者等紹介
羽生田和正[ハニュウダカズマサ]
1941年生まれ。信州大学工学部卒業。富士通(株)へ入社後、(株)富山富士通取締役、(株)富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ取締役を経て、現在、(株)アスラボ(アドバンスト・セキュリティ・ラボ)代表取締役。金沢工業大学大学院客員教授、NPO日本セキュリティ監査協会スキル部会委員を務める。IRCA ISMS主任審査員、公認情報セキュリティ主任監査人(CAIS)、CISA(公認情報システム監査人)
荒川誠実[アラカワマコト]
1947年生まれ。東京理科大学卒業。富士通(株)へ入社後、システムエンジニアを33年務める。富士通(株)を退職後、(株)トラストプランニングを設立。情報セキュリティコンサルタント、ITSMSコンサルタント、IRCA ISMS審査員補、IRCA ITSMS審査員補、公認情報セキュリティ監査人補(CAIS)
池田秀司[イケダシュウジ]
1973年生まれ。関東学院大学文学部英米文学科卒業。(株)ディアイティにて情報セキュリティコンサルタントを経て、現在、i‐3c(株)(「あいすりーしー」と読む)代表取締役。CISSP(公認情報セキュリティ専門家)、公認情報セキュリティ監査人(CAIS)、CISA(公認情報システム監査人)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。