内容説明
事業継続マネジメントとは、災害や情報システム障害、テロ、感染症などの事業が停止するリスクに対する最適な対策を行うための経営管理手法です。企業の取引がグローバル化・サプライチェーン化した昨今、事業継続計画(BCP)を策定し、いざという時にはそれに従って行動できることが求められるようになっています。本書は事業継続マネジメントの構築と運用を手助けする実践書です。
目次
序章 BCM総論
第1章 プロジェクトの立ち上げ
第2章 事業影響度分析とBCM戦略の決定
第3章 BCMの導入と運用開始
第4章 BCMのモニタリングと見直し
第5章 BCMフレームワークのモデル―BCM運用管理手順書
第6章 事業継続計画(BCP)のモデル―共通BCP
付録 BCM用語集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉
0
事業継続マネジメント(BCM)と事業継続計画(BCP)を混同して使っていた。前者は不測の事態によって生じる事業中断のリスクに対して、事業戦略及び事業への影響度などに基づき、必要な事業継続レベルを決定し、そのための対応を行う経営管理の仕組みである。ステークホルダーは誰かを検討しBCMを構築しなければならない。SLA(サービスレベル合意書)の内容や法律、概況などの情報を 正しく理解する必要がある。事業継続レベルに関わる基本方針の例としてサービスの提供をあげている。個人にケースバイケースでの判断が多いと書かれて2015/09/18
ユウティ
0
2006年出版ですが、読みやすそうだったので手に取りました。後半の仕事に必要な部分だけペラペラペラ~と読みました。2013/07/09