内容説明
本書は、薬学教育が6年制になるのにあわせて、薬科大学で自然科学教育に携わってきた経験をもとに、微分積分と微分方程式について、基礎から応用に至るまで、わかりやすく簡潔に解説した教科書あるいは参考書である。薬学に関係する題材を豊富にとり入れ、薬学に必要な問題解決のための実用的な学力が、自然と身につくように工夫されている。根幹となる部分と肉付けの部分を分けて、要領を得た構成となっている。
目次
実数と関数
関数の性質
微分法の基礎
基本関数の微分
微分法の応用
関数の変化
多変数関数と偏微分
偏微分法の応用
不定積分
定積分
微分方程式
重積分
著者等紹介
土井勝[ドイマサル]
1947年兵庫県出身。1969年大阪大学理学部物理学科卒業。1974年大阪大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士(大阪大学)。同年大阪薬科大学講師。1981年大阪薬科大学助教授。1989年大阪薬科大学教授。専攻は理論物理学(素粒子論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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