内容説明
企業の防災への取組みを今一歩進めて、国際的にも注目されている事業継続計画(BCP)に取り組むための指針を示したのが、本書で紹介する内閣府中央防災会議「事業継続ガイドライン」(平成17年8月1日)です。本書はガイドラインの策定に携わった著者たちが、その意義や使い方を解説し、想定される読者からの質問に答えます。また、製造業や小売業向けの文書構成モデル例も用意されており、すぐに活用できます。
目次
第1章 企業防災の必要性とわが国での取組み
第2章 事業継続計画(BCP)はなぜ注目され始めたか
第3章 日本における企業防災の取組み経緯
第4章 事業継続の取組みの必要性
第5章 中央防災会議「事業継続ガイドライン」とその解説
第6章 事業継続の取組みに関するQ&A
巻末資料
著者等紹介
丸谷浩明[マルヤヒロアキ]
1959年、埼玉県生まれ。東京大学経済学部を卒業後、建設省(現国土交通省)に入省。内閣府政策統括官(防災担当)付企画官として、中央防災会議「事業継続ガイドライン」の策定に携わる。現在、京都大学経済研究所先端政策分析研究センター(CAPS)教授
指田朝久[サシダトモヒサ]
1955年、東京都生まれ。東京大学工学部を卒業後、東京海上火災保険(株)に入社。1996年東京海上日動リスクコンサルティング(株)設立とともに出向。現在、情報グループグループリーダー。危機管理、情報セキュリティ、事業継続コンサルティングなどに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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