内容説明
本当の危機は“未知の領域”から発生する。危機管理とは、シナリオのない舞台をアドリブで演じることである。しかしながら、いかなる未知の危機に対しても、その被害を最小限に押しとどめる秘訣はある。確固たる経営理念と、しっかりした情報連絡網を通じたトップダウンの指揮命令である。本書は、リスクを科学的に分析し、リスクを最小化する手法を含めた危機管理システムの構築の仕方と、危機管理を経費面からとらえた運用方法についてズバリ図解する。
目次
第1章 何のために危機管理をするのか
第2章 危機管理システムの構築
第3章 危機発生時の対応―情報の収集力、分析力
第4章 終結処理
第5章 経費管理の考え方―危機の定量(金額)的把握
第6章 危機管理の事例
著者等紹介
荒岡敏[アラオカサトシ]
1953年生まれ。1977年早稲田大学理工学部電気工学科卒業。1977年日商岩井(株)入社。2003年(株)カワニシ入社。経理部長、内部監査室長を歴任。株式会社カワニシホールディングス管理本部長補佐
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