内容説明
おとぎのもりに暮らす、うさぎの家族。こわがりのおとうとうさぎが、もりのこわ~いところへ迷いこんだから、さあ大変。トムテの道案内で歩いていくと、でた―っおばけ!!!逃げだしたおとうとうさぎに、「おばけのめを、ちゃんとみたか?」とトムテ。みないと、どうなっちゃうの?スウェーデンの子どもたちが選ぶ本の人気投票で「2007年のベスト1」(0~6歳)になった絵本。
著者等紹介
ビョルンシェーナ,ヨンナ[ビョルンシェーナ,ヨンナ][Bj¨ornstjerna,Jonna]
1983年スウェーデン・エースキルストゥーナ生まれ。マルメの学校で漫画制作を学ぶ。ロマンチックでちょっと不気味、かつユーモアのある絵を、新聞や雑誌などに発表。オリジナルの絵本は『おばけのめをみておとうとうさぎ!』がはじめて
菱木晃子[ヒシキアキラコ]
1960年東京都生まれ。スウェーデン法の研究者だった父の影響で、スウェーデンの文化に親しんで育つ。慶應義塾大学卒業後、スウェーデンのウプサラでスウェーデン語を学ぶ。児童書を中心に、翻訳を多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
68
おとうとうさぎシリーズ▽おとぎのもりに住むうさぎは6人家族。もりの怖いところに迷い込んだおとうとうさぎ大ピンチ。くろふくのトムテに道案内され帰ろうとしたら、おばけに出会ってしまった。こわがって逃げたおとうとうさぎにトムテがいう「そりゃ、まずい。おまえがこわがっていることが、おばけにばれてしまったぞ」おばけの目をちゃんとみないと、どこまでも追いかけてくるらしい。やばい▽おばけの目をちゃんと見ると…ハピエン。よかったね。まだデジタルじゃない。2008年発行2025/02/11
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
38
スウェーデンの絵本。少し苦手なテイストの絵だけど、話にはこれがぴったりな感じだった。怖いとか、嫌だと思って逃げてばかりいるとあとでしっぺ返しがくる。立ち向かう勇気、行動が必要。2023/01/23
くぅ
26
このシリーズも本当に緊張と緩和のバランスが絶妙でうまい。子供がビビって目がはなせなくなり、ドキドキがMAXになったとこでの可愛さ!(4歳6ヶ月)2021/12/02
小夜風
23
【図書館】そうか~おばけは弱虫が好きなんだ。だから怖がる人のところに出るんだね~(笑)。でもおばけは本当は……。頁の隅々まで描き込みが凄くて、遊び心があちこちに散りばめられていて、小さな虫たちとかを見つけるのが楽しかった♪パパうさぎのブルーベリー・パンケーキはどうなったんだろう(笑)?2015/12/13
ぼりちゃん
22
「おばけの目なんて見てられるか!」8歳 でも、人と話す時や ここぞという大事な時はしっかり目を見ようね。 北欧風絵本と言うかなんというか、物や背景や花や木などの描き込みが細かくて美しさを感じる絵本。なのに、主人公たちうさぎやおばけのこの不潔感はいったい何…。うさぎ達は毛並みを表したいのだろうけどシミにしか見えないし、おばけにいたっては「きたなっ!」お風呂入ってリボンつけてまつげカールしてるけども🤣 遠い国の絵本を見ることができる幸せを胸いっぱいに吸い込みました。 8歳2023/07/17
-
- 洋書
- Leaping Lola