経営戦略のエンジニアリング・アプローチ―企業活性化の思想とその実践

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  • サイズ A5判/ページ数 193p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784817191250
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3034

内容説明

形あるものは必ず変化する。人は加齢とともに顔つきが変わり、性格も変わるという。その変化の度合いは、本来持ち合わせている体質、外部の環境、生活習慣、時間で様々に異なる。本質的には本人には違いないが、外見・行動などが確実に変わるのである。企業組織体も同様である。問題とすべきは「どのように変わるのか」、そのためには「何をなすべきか」を検討し、向かうべき方向へと努力することであろう。本書では「行動目的」、「手段」、それに伴う「意図的な刺激(トリガー)」をキーワードとして変化に対する工学的アプローチを試みている。電子産業を例に、工学的アプローチがどのように活用できるかについての理論的根拠と、その具体的な例を紹介している。

目次

第1章 企業組織の活性化と経営戦略の関係(新しい戦略論の勧め;特徴 ほか)
第2章 新しい経営戦略論の概要とその背景(経営戦略の役割;戦略概念の発展の歴史 ほか)
第3章 システム思考による戦略の論理的な組み立て法(戦略策定に関する複雑性とその対応;ワークデザイン法 ほか)
第4章 社会経済環境変化と戦略システムの応用例(社会経済環境変化;戦略システムの応用例)

著者等紹介

鈴木祥弘[スズキヨシヒロ]
1959年一橋大学商学部卒業、同年日本電気株式会社入社。企画部長、副社長、特別顧問などを経て、現在、(株)NEC総研理事長(株)国際社会経済研究所副理事長を兼務。経団連規制改革部会長。これまで総務省行政改革推進本部規制改革委員会委員、日本IE協会会長等公職・外部団体役員を多数歴任

三品勉[ミシナツトム]
1973年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。同年日本電気(株)入社。企画部、NECシステム研究所(米国ボストン)などを経て、現在秋田県立大学教授、Ph.D.(オクラホマ大学)、日本経営数学会理事、秋田県政策評価委員、行政改革推進委員、北東北グランドデザインアドバイザー

黒須誠治[クロスセイジ]
1972年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。同博士課程を経て弘前大学講師、助教授、現在早稲田大学アジア太平洋研究科教授。工博、技術経営大学院(MOT)で経営科学、システム設計論、生産管理論を研究、教育。著書に「受注残管理論序説」(多賀出版、経営科学文献賞)など
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