出版社内容情報
天皇在位60年。その激動の歩みを豊富な写真と数多くの関係者のエッセイで綴る本書は、『写真記録 昭和の歴史』の別巻の近影をカラーを中心に改訂増補した特装版です。
内容説明
現人神から象徴へ 現代の〈歴史〉をもっとも激しく体験した昭和の「天皇」。その85年の生涯を誕生から現在まで,昭和史の歩みとともに、豊富な写真と貴重な証言でつづる。
目次
天皇家の三世代
伝統行事と趣味
皇太子一家、四半世紀の歩み
ヨーロッパ再訪
旧約をはたしたアメリカ旅行
旭日旗を手に
「宮中某重大事件」の投げた波紋
関東大震災と虎の門事件
「帝国統治の大権を総攬」
百二十四代天皇に即位
勅命下る。2・26事件
昭和16年12月8日の天皇
現人神にあらず
「米ヨコセ」デモ宮城へ
天皇巡幸
皇室ブーム,風俗としての民主化
内親王の降嫁
原爆体験と34年目の鎮魂
天皇訪米
天皇在位50年
世界の巨頭と皇室外交
爆笑の園遊会
天皇年譜
天皇家系図
詔書とお言葉
皇室事典