目次
基礎編(確率と人生;確率とは?;ことがらの性質;確率の計算のしかた;分布のはなし)
応用編(もうけを予測する;ゲームの理論;偶然を作り出す;ぺてんのかかりそうな確率;確率の大学院)
娯楽編(パチンコの確率;ダイス遊びの確率;トランプ占いの確率;ブリッジの確率;競馬の確率)
著者等紹介
大村平[オオムラヒトシ]
工学博士。1930年秋田県に生まれる。1953年東京工業大学機械工学科卒業。空幕技術部長、航空実験団司令、西部航空方面隊司令官、航空幕僚長を歴任。1987年退官。その後、防衛庁技術研究本部技術顧問、お茶の水女子大学非常勤講師、日本電気株式会社顧問などを歴任。現在、(社)日本航空宇宙工業会顧問など
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
10
古本屋で購入。「統計のはなし」とセットで実生活と統計、確率の繋がりが分かりやすく説かれています。いよいよ「統計解析のはなし」進みます。2017/12/09
kk
6
この本の著者は、航空自衛隊の元トップ。そんな方がこんな数学の本を、しかもシリーズで出してらっしゃるって、ビックリしますね。とても親切な性格の方と見えて、語り口はとても懇切。この手の本、一部読者がどんだけ話についてけないか著者がよく分かってないことも多いので、kkはだいたい途中で置いてかれちゃうんだけど、この本については、わりと最後の方まで大丈夫でした。それにしても、確率って、考えてみればなんか不思議。コインを投げて表と裏の確率が半分半分って、当たり前なんだろうけど、やっぱりちょっと神秘的かも。2019/10/20
boya
3
娯楽編はいらないような気が……。 多変量解析を先にやったけども、どちらが先でもいいかな?2016/08/06
Joecalme
2
友人に勧められて読んだ数学の本でした。大村平さんは元自衛隊の航空幕僚長で、統計や基礎解析、代数、多変量解析…とあらゆる分野で数学の本を執筆されています。いずれも古い本ですが、高校数学くらいのレベルを身近な話題に結び付けて説明し、「数学って生活の中でこう使うんですよ」「だからこういう理論を学ぶんですよ」という方向性を示してくれます。確率は入りやすい分野ですが、微積などを読んでみたいと思いました。2013/07/14
Fred
1
大好きな大村先生の「~のはなし」シリーズ。確率の概念は日常生活でもよくつかわれるキーワードですが、よくよくじっくり考えると、なかなか奥深くて難しいワールドです。趣味の競馬のページがもう少し多かったら、、とちょっと贅沢な感想は少し残りますすが、でも相変わらず分かりやすくてユーモアもあってとてもよかった。2023/07/17