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内容説明
品質展開は、開発、設計の源流から始まるすべてのプロセスにおいて品質を確保する「新製品開発の品質保証」のための具体的方法を提供するものである。本書は、正しい品質展開法を習得し、かつ実践していただくための「マニュアル」である。理論・方法論を学び、示されている手順に従って演習を学び、示されている手順に従って演習を実際に試み、さらにQ&Aを読んでいただくことによって、品質展開の具体的進め方の要領とコツが完璧に身につく。
目次
第1部 品質展開概論(品質展開とは;品質表;品質展開の方法)
第2部 品質展開の最近のアプローチおよび狭義の品質機能展開(品質展開と技術展開;品質展開と信頼性展開;品質展開とコスト展開;品質機能展開)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kkd
1
マーケットインによるユーザーの言葉での要求獲得、技術の言葉への変換、要求から獲得できない当たり前品質をどう獲得するかという命題は、アジャイルや要求開発と繋がるね。ネガティブ表現よりもポジティブ表現にするという意見は納得。Mike Cohnの本に出てくるユーザーストーリーのフォーマット、バックログの優先順位付け、狩野モデルなどはこのあたりが元ネタだろう。2009/10/08
もりけん7
0
お客様の世界と技術の世界をつなぐ手法、頭の中を書き出す方法としつて活用したい。原始情報から言語情報への変換が正しく展開できることがまず重要。マーケットインは原始情報集めて、纏めるがその際は既成概念を捨ててまとめる。こうあるべきという面でまとめるとプロダクトアウトになるので注意。当たり前品質、魅力品質を意識する。要求はネガティブからポジティブに変換。2014/11/28