内容説明
無限に変化するユニット折り紙の醍醐味。「伝承折り紙の“風車”や“にそう舟”の造形を現代のユニット折り紙に応用・発展させたらどうなる?」「同じ折り紙で、紙の比率や折り目の角度を変えてみたら?」「紙をくるくるとカールさせたら、こんなにエレガントな造形が生まれた!」…など、新しい発想でユニットの世界をさらに深めていきます。
目次
1 風車とにそう舟(風車立方体;ツインエッジ(にそう舟ユニット) ほか)
2 定形の紙から折る(とんがり帽子;レモンしぼり ほか)
3 紙の比率や角度を変える(花寄せ45°;花寄せ60° ほか)
4 紙の特性を生かしてカールする(カールオーナメント;八面体スケルトン・カール ほか)
著者等紹介
布施知子[フセトモコ]
新潟県生まれ。千葉大学園芸学部卒業。7歳のときに入院した病院で折り紙と出会い、創作を始める。1980年頃から複数の紙をつないで造形するユニット折り紙に熱中、その分野の草分けとなり「ユニットの女王」と呼ばれる。折り紙ランプシェードやOrigami Pots(特許を取得)など工業製品も手がける。「らせん」も制作対象のひとつ。1986年長野県の八坂村(現在、大町市)に鳥海太郎とともに移住。創作活動に本格的に取り組む。1994年大津市で開催された「第2回折り紙の科学国際会議」の幹事として奔走、会の成功に多大な貢献をなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。