内容説明
みずひきというのは、一筋の紙縒りなのに様々な形を生み出します。同じ結びを用いても平らだったり立体になったり。三尺の長さでいかに美しく完結するか、先人の造形にうっとりし、また自分で生み出す楽しさがあります。本書は、みずひきの伝統と、現代的な美しさに心奪われた著者が、みずひきを通して、日本の文化に触れる楽しさ、造形に触発される喜びをまとめたものです。残しておきたい「みずひき」文化、その知識と技法です。
目次
水引は千年以上続く日本独自の文化
結ぶこと
包むこと
用具、材料
基本の結び
技法紹介
アレンジ結び
レシピ
ちょこっと折方
著者等紹介
中村瑠水子[ナカムラルミコ]
兵庫県出身。水引折方講師。1999年より東京両国の平沢直子先生に師事。2012年より自宅で水引折方教室を開く。2016年横浜市にアトリエ教室開講。2018年、自由が丘で初個展開催。(株)カルチャーの複数店舗で水引講座を担当。実技だけでなく講義の出張講習も請け負う。1999~2014年、ラッピング講師。2011~2017年、ワイヤーアートジュエリー作家・講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み~くま
6
初心者でもチャレンジしやすいように、一番基本となる形の結び方や、水引以外に必要となる道具類も写真付きで紹介されていました。不器用な私には、基本の形ですら少々ハードルが高かったのですが、とりあえずは、地道に練習してみたいと思います。そしていつかは、シンプルな形で良いのでプレゼントできるくらいキレイに結べるようになりたいです!2021/06/06
Keystone
2
薔薇などの洋風なアレンジより、基本的なあわびむすびや梅結びが可愛いなと思いました。2021/09/17
Ryo
1
図書館。和風な結び方知りたくてとりま借りてみた。立体的な花とか作れるのは面白そうと思ったけどいきなりやるには難易度高そう。基本的なあわび結びのほかに梅結び、あわび返し、円結び、花あわび、花追い結び、松竹梅のボトル飾りなど色々載ってたのは良き✨箸置きやチャームっぽいものなど、日常使いできるものがあるのもいいと思う!求めてたのとは違ったけど中々面白かった。2022/03/27