出版社内容情報
長年の指導経験を活かし、初心者でも本格的な掛軸づくりができるよう丁寧に解説。大切な書画をじっくり手作りする充実感が味わえる。
小池丑蔵[コイケウシゾウ]
長野県茅野市生まれ。日本電信電話公社の研修機関を定年退職後、表装界の巨匠兵藤喜久一氏に師事し、表具の世界に入る。日本表装美術協会の会長を務めるかたわら後進の指導にあたる。著作に『表具屋渡世泣き笑い』『借家人家主攻防戦記』『表具屋渡世うちあけばなし』など。
内容説明
掛軸教室十余年の経験から会得した様々な技術を駆使して、著者がガイド役を果たすために本書を執筆。作業を分業的に把握できるように構成し、「裏打」「掛軸づくり」が一目で分かるように写真と図解で詳解した。読みやすい文章で、初心者の方、これから関心をもって始めてみようかと考えておられる方に入門書として最適。
目次
1 掛軸について
2 簡単な裏打入門
3 掛軸表装の手順
4 目で見る掛軸づくり
5 掛軸づくりの知識と工夫
6 色紙掛・扇面の作り方および掛軸修理全般
著者等紹介
小池丑蔵[コイケウシゾウ]
長野県茅野市に生まれる。NTTの前身日本電信電話公社の研修機関東京電気通信学園を定年退職後、表装界の巨匠兵藤喜久一氏に師事し表具の世界に入る。12年前掛軸教室を開き著作のかたわら後進の指導にあたる。現在、日本表具美術協会会長(1994年現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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