内容説明
和綴本を大切に包み、入れるために使われてきた帙と函。和の暮らしが見直されている今、簡単に手づくりできて、見た目にも綺麗な「包む」と「入れる」を暮らしに生かしてみませんか。お気に入りの文庫本やCD、贈り物など、アイデア次第で使い道いろいろ。和の心であなたの大切なものを美しく収納します。
目次
道具と材料
第1章 基本の丸帙づくり
第2章 四方帙に挑戦(布を裏打ちして使う;星突を使って裁断する)
第3章 夫婦函をつくってみよう
付録 寸法・解説図集
著者等紹介
薮田夏秋[ヤブタカシュウ]
1939年京都市に生まれる。京都府立大学文学部国語学科卒業後、歴史美術出版および表装・拓本取扱「綜芸舎」を引継ぎ経営。70年頃より表具の修行を始める。アートとしての表装を目指すとともに、古い書画の修復を行う。その後「朝日カルチャーセンター」「産経学園」「読売文化センター」「KBSカルチャースクール」「山陽新聞カルチャープラザ」「名古屋芸術大学」「毎日文化センター」「東武カルチュアスクール」などで表具と拓本の指導を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。