内容説明
飛騨の木彫は、都の建築に携わった「斐太の匠」等によって、当地方の社寺建築や、祭りの屋台の彫刻にと発展して来ました。江戸時代末期、松田亮長が飛騨地方の一位材を用い、その木目の比類ない美しさを活かし、彩色をほどこさない独特の根付彫刻となって、一位一刀彫が大成しました。その流れを汲む人々によって受け継がれる作風は今日に生きつづけ、地方色豊かな雅味ある作品が次々製作され、伝統を尊び新技法をとり入れつつ、益々研鑽に努めています。本書は、一位一刀彫の技法と歴史をひともき、一般に公開した初めての入門書であると同時に、木彫に携わる方々への秀でた手引書となっています。
目次
一位一刀彫入門
道具と材料
基礎編
応用編
創作編
参考作例