内容説明
過ぎゆきまた巡りくるものへの愛着、懐かしいと感じられるものへの憧憬と美しい面影への賛歌。中島通善が紡ぎだす日本の歴史と伝統に育まれた、「こころの風景」。
目次
無い(抽斗;初桜 ほか)
一つ(波の花;まほろば ほか)
いま(白雨;富士来光 ほか)
巡る(清流;彩流 ほか)
四季ごよみ
著者等紹介
中島通善[ナカジマツウゼン]
1944年3月生れ。東京浅草出身。早稲田大学文学部美術卒。16歳より木版画を始め、出版社勤務などを経て独自で「版木画」とよぶ木目を生かした自画・自刻・自摺の木版画を確立。毎年三越等で個展多数。「禅の友」表紙等も手がける。江戸浮世絵を超える鬼才の版画家として、英国・米国・オーストラリア等で深く注目され、2000年、2003年には米国サンフランシスコ桜まつりで個展。2001年5月には英国「JAPAN2001」に招聘され、現代日本の版画家を代表してロンドンで個展開催
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