内容説明
臨書の目的の中で忘れてならないのは筆者の心に迫って行くことです。文字の表情を通して偉大な人の気持をとらえて行きます。外形より内面を見ようと努力します。臨書によって驚きの目をみはり、多くの発見によって書の本質をとらえていきます。臨書は創造するための第1歩です。本書は楷行草のテーマにそって臨書、倣書、創作と進めてゆきます。
目次
書の学び方(臨書について;倣書・創作について;古典との対話)
楷書の学び方(唐 欧陽詢 九成宮醴泉銘;北魏 鄭道昭 鄭羲下碑;その他の古典〈原帖とその臨書例〉)
創作するあなたに
行書の学び方(東晋 王羲之 蘭亭序;その他の古典〈原帖とその臨書例〉)
書と関連性を求めて
草書の学び方(東晋 王羲之 十七帖;その他の古典〈原帖とその臨書例〉)