内容説明
筆の調節によるにじみやかすれの表現、画宣紙特有の効果、刷毛の技法、伝統的なたらし込みや色流しの応用など18の特殊技法と、特別なテーマとなる「月」や「炎」の表現法などを具体的なプロセスをまじえて詳細に解説。中・上級者のための、一味違う作品づくりのヒント。
目次
1 筆の基本効果(筆の調節から始める;かすれの表現 ほか)
2 用具の特性を生かす(「無」の効果;刷毛の技法 ほか)
3 伝統技法の応用(たらし込みの技法;たらし込み2法 ほか)
4 特別なテーマを描く(月の表現法;炎の表現法 ほか)
5 制作に生かす(作品が生きる特殊技法を)
著者等紹介
藤原六間堂[フジワラロッケンドウ]
1957年、藤原楞山の長男として岡山県に生れる。楞山を師として中国画壇との交流を続け、1989年に中国蘇州教育学院芸術科水墨画名誉講師となる。現在、水墨画虎杖会主宰、金石六友会主宰、山陽新聞カルチャー教室講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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