内容説明
野に咲く草花は、私たちに自然の営みや命の姿そのものを教えてくれる―。植物の造形の美しさや生命の神秘に心動かされ、その姿を追い続けてきた著者が描く、静謐で豊かな世界は、見る人を深いやすらぎへと誘います。本書は、いくつもの出会いを重ねて描かれた四季折々の植物60種を収録し、これから植物画を始めたい方のために基本的な描法を紹介しました。植物と語らいながら、楽しんで描いてみて下さい。
目次
第1章 草花に寄せる思い(植物画と私;里山を訪ねて;一期一会のスケッチ帳 ほか)
第2章 一緒に描きましょう(線描の基本;花弁の多い花の線描;十字を引いての線描 ほか)
第3章 いのちある草花を描く(フクジュソウ;ユキノハナ;アラセイトゥ ほか)
著者等紹介
安井亜代子[ヤスイアヨコ]
1942年山口県下関市生まれ。山口県立下関南高等学校卒業。植物画を林炎星氏に師事し、細密画を美学校で学ぶ。色彩心理を色彩学校(東京・表参道)で学ぶ。風草の会主宰。東京山草会会員。NHK学園、読売日本テレビ文化センター、多摩カレッジ、サンプラザ教養文化教室(東京・中野)にて講師を務める
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