目次
聖なる光
後甲板
空気銃
模型飛行機
海軍軍楽隊
ガランピの道
高雄劇場
西子湾
風景
奇跡
小鳥の夕暮れ
惨劇の跡「ヒロシマ」
著者等紹介
桑原住雄[クワバラスミオ]
1924年、広島市に生まれる。三歳のころ、両親に連れられて台湾に渡る。台北高校から東京帝国大学(美術史)に進み、同大学院を修了。東京新聞社、朝日新聞社を経て、1977年筑波大学芸術学系教授に就任。1982年武蔵野美術大学教授に就任。現在、同大学名誉教授。2001年、文化庁長官表彰を受く
香月泰男[カズキヤスオ]
1911年、山口県大津郡三隅町に生まれる。1931年東京美術学校に入学、藤島武二に師事。1943年応召され満州へ、敗戦後に抑留される。1947年帰国後はその体験をもとに「シベリアシリーズ」を作成。戦後盛んに描かれた反戦絵画が図式的なイメージのくり返しに終わることの多かったなかで、このシリーズはすぐれた反戦絵画として記憶されている。1969年第一回日本芸術大賞を受賞。1974年没
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