内容説明
漂流する詩意識はどこに行くか。あらゆる慣れ合い、凭れ合いに抗して、奔流する獰猛なエロスと悪意のうねり。虚実の亀裂にたち顕れる“私”のほうへ―。一千行の長詩二篇と十の短詩からなる、驚愕の新詩集。
目次
1 扉を開けよ、不眠の鳥よ―朗読しないための朗読詩の試み
2 わがブーメラン十篇(落下以後;神;自涜;鼻の潰れた老婆;泥棒 ほか)
3 「海馬島傳」異文(旅行団;ウイルス;海馬島商店街;製像機;狂態 ほか)
漂流する詩意識はどこに行くか。あらゆる慣れ合い、凭れ合いに抗して、奔流する獰猛なエロスと悪意のうねり。虚実の亀裂にたち顕れる“私”のほうへ―。一千行の長詩二篇と十の短詩からなる、驚愕の新詩集。
1 扉を開けよ、不眠の鳥よ―朗読しないための朗読詩の試み
2 わがブーメラン十篇(落下以後;神;自涜;鼻の潰れた老婆;泥棒 ほか)
3 「海馬島傳」異文(旅行団;ウイルス;海馬島商店街;製像機;狂態 ほか)