内容説明
病院や文化施設からはじめた絵手紙ボランティア。著者の活動は人の生と死に向き合う中から精力的にさまざまな人への関心と慈愛となって、共に絵手紙を描く行為となっていく。優しいまなざしから発せられていった愛が生んだ、200人の絵手紙、その心の輝き。本書に収められた一枚一枚の作品は、忙しい仕事の合間に、お年寄りの介護に明け暮れする日々の息抜きに、また、辛い病気とつきあいながら描き上げて下さったものである。
目次
第1章 絵手紙ボランティアを応援(川崎市立井田病院からのエール;ふれあいスペース如水館からのエール)
第2章 病院で絵手紙を描く(川崎市立井田病院緩和ケア病棟で;ニューフジ・デーサービスセンター(東京都昭島市)で ほか)
第3章 絵手紙を描くということ(最近の作品から;荻原照子さんの絵手紙から ほか)
第4章 絵手紙で結びついて(井田病院のサークル;本渡市のサークル ほか)
著者等紹介
加藤綾子[カトウアヤコ]
昭和9年東京上野生まれ。昭和28年都立白鴎高校卒業。昭和32年東邦大学薬学部卒業
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