出版社内容情報
偶然が傑作を生み出す「滲み」で表現された愛らしいモフモフ猫60作品。QR動画で著者の滲みテクニックも手に取るようにわかります。さまざまな猫の姿に癒され、初めての方でも絵を描いてみたくなるような一冊です。
※2022年2月刊行の同名書籍のカバーデザインを変更し再刊行したものです。内容に変更はありません。
内容説明
モフモフ猫全60作品一挙掲載!しかもQR動画によって知りたかった滲みテクニックのすべてがわかる!
目次
初級編 10分で猫を描く(道具類はこれだけ用意しよう;細部を気にせず、大きなストロークで描こう;「見上げれば」完成 ほか)
中級編 目線と表情をとらえよう!(紙にたっぷりの水と、素早い筆の動きで猫の美しい毛並みは生まれます;ひよこを描く;「にらめっこ」完成 ほか)
上級編 スクラッチ勝負!(バックのスクラッチまで一気に描ききる;「包まれて」完成;スクラッチ画作例 ほか)
著者等紹介
村上ゆたか[ムラカミユタカ]
水彩画家。1957年京都市生まれ。大阪の広告制作会社のアートディレクターとして約40年間従事、今もADとして活動中。グラフィックデザインと水彩画は全く別に取り組んだが気がつけばデザイン的な水彩画になっているよう。2015年よりNHK文化教室(大阪)(西宮)で1日講座の水彩画講師をつとめる。現在、JWS日本透明水彩会会員、白日会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
52
どうして?水彩絵の具のぼわーんとした滲みが、猫のシルエットを創り出す。ふわふわの毛並みに思わず手を伸ばしてしまいそう。惜しげなく描法が披露されてて、真似してみたくなる。こんなに描けたらいいだろうなあ2025/02/19
aisu
13
村上ゆたか氏の個展に行った。絵葉書数種類しかなかったので(それも後日行った人によると売り切れていたと言う。もっと沢山用意すればいいのに…)ネットでこの本の存在を知り、画集のつもりで購入。ほんとに可愛いし、手にとってゆっくりじっくり堪能できます。私は自分で描く気はなかったのですが、その趣味の人にはお役立ち、8個のQRコードからYouTubeで、紙の準備から描き方まで惜しみなく披露されています。2025/07/20