出版社内容情報
千年の都・京都。歴史の重みと趣き、自然の美しさに魅せられ、古都を水彩画で描き続けてきた著者が贈る約60点の安らぎの風景。描く時のコツなどに触れたコラムや、「金閣寺」の描法プロセスとポイント解説も。
内容説明
京都は、千年余りにわたってこの国の都であり続け、当然のことながら様々な歴史の舞台となりました。お茶、お花、音楽、芸能、文学、絵画、彫刻等々、いろんな文化が花を開いていきました。そして信仰という意味での、神社仏閣の総元締のようなものがひしめき合っているところです。現在も、古都としての京都は健在です。歴史のかけがえのない重さや厚さ、趣きが、それを見、触れるものの心に安らぎを与えてくれているように思います。永遠の古都、京都を大自然の美しさとともに、水彩画で描き出してみました。
目次
春(北野天満宮の梅;二条城の梅林 ほか)
夏(新緑の長楽寺;宇治川上流の新緑 ほか)
秋(伏見稲荷大社大鳥居;伏見稲荷大社千本鳥居 ほか)
冬(雪の上賀茂神社;小春日の三条小橋 ほか)