出版社内容情報
偶然が傑作を生み出す「滲み」で表現された愛らしいモフモフ猫60作品。QR動画で著者の滲みテクニックも手に取るようにわかります。さまざまな猫の姿に癒され、初めての方でも絵を描いてみたくなるような一冊です。
内容説明
モフモフ猫全60作品1挙掲載!しかもQR動画によって知りたかった滲みテクニックのすべてがわかる!
目次
初級編 10分で猫を描く(雨だれは、実際に水をたらして;走る子猫は、筆も走らせたい)
中級編 目線と表情をとらえよう!(紙にたっぷりの水と、素早い筆の動きで猫の美しい毛並みは生まれます;ひよこを描く;「にらめっこ」完成 ほか)
上級編 スクラッチ勝負!(バックのスクラッチまで一気に描ききる;「包まれて」完成;スクラッチ画作例 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
95
これはもうすばらしい画集。ネコと水彩の滲みのコンビネーションが素晴らしい。描き方も載っているがとてもとても掛けるものではない。自分の変態落書きネコとは月とスッポンいやアンドロメダ大星雲とすっぽん・・・・・図書館本2022/05/27
inarix
12
実家の猫の被毛の柄がちょっと、だいぶ癖があって猫を描きなれていない私としては底辺の画力でこの柄をどうやったら表現できるかをここ4、5年考えていたのですが。書店でこの本の表紙を見てなんか天啓を受けた気分でしたね。滲みで描く。画材は水彩やカラーインクを使い、技法は日本画のそれを拝借。そうして紙にしみわたる「滲み」は、あらゆる猫たちの毛先のポヤポヤ具合や水のように流れるフォルムを余すところなく再現する。水彩やカラーインクの特性を使う塗り方なら私昔やったわと、数年ぶりに画材を出してきました。骨格の勉強はしましょう2022/02/27
遠い日
7
絵は描けないし、描くことはないと思いますが、表紙の猫の毛のぽわぽわ具合に魅了され、作品集として堪能しました。描き方のレシピ付きだし、動画も見られるQRコードもついています。滲みの技法で猫の毛の質をこんなにリアルに再現できるなんて、本当に魔法みたい。水を含ませ、時間の経過で、滲みの広がり方も全然違う。絵に添えられた長めのキャプションというかエッセイめいたことばもすてき。いいものを見せていただきました。2022/04/22
寝子
2
すごい、猫のイデアが間違いなくそこにある。2022/02/23
のんちゃ
1
インスタでしった作家さん。滲みと猫って相性がいいみたい。偶然と気まぐれ。うっとりする。2024/03/26