出版社内容情報
写真のようにリアルで精緻な水彩風景画が国内外から注目を集める著者が、自身の教室での指導経験をもとに、いかにモチーフを観察し、魅力ある作品に仕上げるかを系統だててまとめました。正確に風景を描く上で著者が一番に大切なのものとして挙げるのは、思い込みを捨てること。多数の写真や図版を見せながら、モチーフを客観的に観察し、構図などを考え、テクニックを駆使した、魅力的な作品づくりの方法を詳解しました。
目次
第1章 モチーフをあるがままに捉える(立方体を描けますか?;「雲は白い」は本当? ほか)
第2章 魅力的な絵作りのために(トリミングで暮らしに迫る;線形の誘導と辿る物語性 ほか)
第3章 色を知る(混色を使いこなそう;客観的に色を見る方法 ほか)
第4章 描き方の基本をマスター(下描きは一本の線で;印象は強調される ほか)
第5章 実際の描き方を見てみよう(雲を色々なパターンで;擦れ描き(ドライブラシ)で木肌 ほか)