出版社内容情報
主婦業のかたわら20余年にわたって風景スケッチを楽しんできた著者が、自身の体験の中で身につけた「風景を描くためのコツ」を、国内外の水彩スケッチ約100点を例に挙げて、分かりやすく紹介しました。
「風景は苦手」という方も、「構図」「遠近」「明暗」などの約束ごとを知れば、苦手意識もなくなりスムーズに描けるようになるでしょう。
現地でスケッチする際のヒント集として、本書をお役立てください。
はじめに
心ひかれる風景たち〈Gallerly〉
1章 スケッチの準備
画材をそろえる/更なる画材の軽量化/その他の携行品/現地で気をつけたいこと/所要時間の目安
2章 スケッチの進め方
構想のまとめ方/線描の進め方/着彩の進め方
3章 構図のレッスン
絵づくりはドラマづくり/近景、中景、遠景を意識する/描きたい部分にピントを合わせる/要らない要素は省略する/点景の位置を移動させる/真ん中からずらした構図/バランスのよい構図のパターン/奥行きを感じさせる構図のパターン
4章 遠近のレッスン
透視図法の基本/建物は正面向き? 斜め向き?/ものの見え方の基本
5章 明暗のレッスン
明暗の基本/陰と陰の約束ごと
6章 線描のレッスン
線描はすっきりと/見えない線も引いておく/間違えた線は消さなくてもOK
7章 着彩のレッスン
着彩はさらりと/明暗を表現する/遠近を表現する/塗り残しの効果/アクセントカラーの効果
8章 建物を描くコツ
プロポーションを確認する/導き線を利用する/建物の垂直線を意識する/建物の端は片側だけでも描き入れる/建物の見え方に注意
◆描き方の実際 洋館を描く
建物のある風景〈Gallerly〉
9章 坂道を描くコツ
上り坂と下り坂/坂道の折り返し/上って下る坂
坂道のある風景景〈Gallerly〉
10章 樹木・花を描くコツ
樹木は最後に描き入れる/筆のタッチで「それらしく」/樹影は葉の影の集合体/花の色は最初に入れる/点景としての効果
緑のある風景〈Gallerly〉
11章 水面を描くコツ
水面の映り込みは「横線」を意識する
◆ 描き方の実際 大岡川を描く
映り込みのある風景〈Gallerly〉
服部久美子[ハットリクミコ]
著・文・その他
内容説明
主婦業のかたわら20余年にわたって風景スケッチを楽しんできた著者が、自身の体験の中で身につけた「風景を描くためのコツ」を、国内外の水彩スケッチ約100点を例に挙げて、分かりやすく紹介しました。「風景は苦手」という方も、「構図」「遠近」「明暗」などの約束ごとを知れば、苦手意識もなくなりスムーズに描けるようになるでしょう。現地でスケッチする際のヒント集として、本書をお役立てください。
目次
1章 スケッチの準備
2章 スケッチの進め方
3章 構図のレッスン
4章 遠近のレッスン
5章 明暗のレッスン
6章 線描のレッスン
7章 着彩のレッスン
8章 建物を描くコツ
9章 坂道を描くコツ
10章 樹木・花を描くコツ
11章 水面を描くコツ
著者等紹介
服部久美子[ハットリクミコ]
大分県出身。主婦業のかたわら、1976年頃から10年余り油絵(静物画)を続けた後、水彩スケッチに転向。1995年頃より風景スケッチをスタート。ほぼ同時期に人物クロッキーも始める。「彩の国を描く会」「大宮クロッキー会」に所属。新宿ギャラリー高野、銀座煉瓦画廊、ギャラリートーニチ新宿、ギャラリーび~たにて個展を開催。個人教室2ヶ所のほか、クラブツーリズム株式会社“絵画・スケッチの旅”、第72回および88回「ピースボート」船上カルチャーで「風景スケッチ」と「着衣の人物クロッキー」の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。