イギリス中世武具事典―英文学の背景を知る

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  • サイズ A5判/ページ数 460p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784816927256
  • NDC分類 930.2
  • Cコード C0582

出版社内容情報

英文学、特に史劇や歴史小説に登場する甲冑・武器・盾・武術競技などの用語と文化的背景を解説する「読む事典」。既存の辞典類には載っていない言葉や事項を多数収録。400点に及ぶ写真・図版により、視覚的に理解できる。

まえがき(Preface)
凡 例(Guide to the Encyclopaedia)
第?部 Armour: 甲冑
第?部 Armour Development: 甲冑の発達
1. History of the Armour 甲冑の歴史
2. Armourer 甲冑[鎧]師; 甲冑[鎧]鍛冶、介添人
第?部 Arms: 武器
1. Hafted Weapon or The Blade 刀剣類
2. Staff-Weapon 長柄の武器
3. Striking Weapon 打撃用の武器
4. Missile Weapon 弓の類の飛び道具
第?部 Shield: 盾
第?部 Chivalrous Game: 武術競技
付 録
本事典に引用した作家と作品の一覧(A List of Authors Quoted in the Encyclopaedia)/参考書目(Select Bibliography)/索引(Index)
あとがき(Postface)

三谷 康之[ミタニ ヤスユキ]
著・文・その他

内容説明

甲冑・武器・盾・武術競技などの用語と文化的背景。英文学を正しく理解するための「読む事典」。写真・図版417点掲載。用例・文例あわせて648編収録。

目次

第1部 Armour:甲冑(Mail Armour、Mail‐Armour「鎖帷子型の鎧、鎖鎧」;Plate Armour、Plate‐Armour「板金鎧」 ほか)
第2部 Armour Development:甲冑の発達(History of the Armour「甲冑の歴史」;Armourer「(1)甲冑「鎧」師、甲冑「鎧」鍛冶(2)介添人」)
第3部 Arms:武器(Hafted Weapon or The Blade「刀剣類」;Staff‐Weapon「長柄の武器」 ほか)
第4部 Shield:盾(Shield「盾、楯」)
第5部 Chivalrous Game:武術競技(Tournament、Tourney「(1)団体騎馬「馬上」武術試合(2)総武術大会」
Joust「馬上槍試合、騎馬槍試合」 ほか)

著者等紹介

三谷康之[ミタニヤスユキ]
1941年生まれ。埼玉大学教養学部イギリス文化課程卒業。成城学園高等学校教諭、東洋女子短期大学英語英文科教授を経て、2002~10年まで東洋学園大学現代経営学部教授。1975~76年まで成城学園在外研究にて、英文学の背景の研究調査のためイギリスおよびヨーロッパにてフィールド・ワーク。1994~95年まで東洋学園在外研究にて、ケンブリッジ大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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RingWondeRing

5
国立国会図書館関西館で見かけてめくってみた。例えば“シェイクスピアの「ヘンリー四世」の中で、’sword and buckler’が’ruffianly’(無法な)の意味で使われているが、当時の武術進歩の歴史の裏の事情も知らねば、その理由は不明のままであろう。”とのこと。豊富な写真と図と解説、及びイギリス文学内での使用例の引用で武具の説明だけでなく風土や習慣、背景まで詳しく説明されてるすごい本。学生の頃、レンタカーでスコットランドの古城とスコッチ蒸留所巡りをしたが、こういうことをもっと知っていれば。2018/08/24

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