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内容説明
公共図書館の原点となる19世紀イギリスの公共図書館運動を、実証的に叙述。図書館法成立から第一次世界大戦までの歴史的文脈をたどる。思想的背景、図書館員、建築デザインなど幅広い視点からの研究書。
目次
第1章 分析のためのモデルを求めて
第2章 公共図書館の理想の基盤
第3章 功利主義のはずみ車
第4章 主たる先駆者:ユーワートとエドワーズ
第5章 文化、物質主義と1849年の特別委員会:美術の文化的物質主義
第6章 経済的関心:「有用」知識と政治経済学
第7章 理想主義のはずみ車
第8章 文化的関心:独善的中産階級の模索
第9章 図書館員:その社会的任務と規制の理論
第10章 建築:デザインの社会的要因
第11章 結論
著者等紹介
藤野寛之[フジノヒロユキ]
1969年東京都生まれ。阪南大学国際コミュニケーション学部准教授。研究分野は欧米図書館史、メディア情報の比較など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。