出版社内容情報
待望の第二弾!
社会活動家としての賀川の活動をたどる
■近代史における賀川の活動が明らかに
・賀川豊彦の著作と、1918 年から2005 年までの88 年間に発表された賀川に関する記事、評論、研究書など
3,000 件を収録した書誌です。
・各文献には要旨・解説を付記、近代の社会問題や人物交流に関わる賀川の活動を知ることができます。また、
1930 年代の日本では発表できなかった日本軍の中国侵略に対する謝罪の詩「涙に語る」を初めて全文掲載、
賀川研究に必携の書です。
■前版と併せ、2 冊揃って完結!
・前著『人物書誌大系25 賀川豊彦』(1992.7 刊)ではキリスト者としての活動に焦点を当てたのに対し、今
版は社会思想家・運動家という側面から編集。収録文献は重複せず、2 冊揃って完結します。
人物書誌大系25 賀賀川豊彦 米沢 和一郎 編
定価18,859円(本体17,961円) A5・470頁 ISBN4-8169-1142-1 1992.7刊
【構成】
Ⅰ 著作目録
図書(補遺分)・著作抄録
新聞・雑誌執筆稿
合綴書・序文・跋文・再掲書類
Ⅱ 運動・事業資料
日記一覧(夫人ハル日記・行動記録日記を含む)
家系図・事業展開表・賀川関係協同組合展開図
Ⅲ 参考文献目録
図書
新聞・雑誌
Ⅵ 年表
Chronology of Kagawa
――――――編者プロフィール――――――――――――――――――
米沢和一郎
1968年に明治学院大学社会学部卒業後、東洋大学にて図書館学講座を修了。東京経済大学、日本体育大学の
図書館員を歴任した後、1986年から2000 年まで賀川豊彦記念松沢資料館の研究員として賀川豊彦関連所蔵
史料の整理、出版と書誌学的研究に従事。現在は、明治学院大学キリスト教研究所客員研究員として賀川豊
彦関連の膨大な史料の検討に精力的に携わっている。
内容説明
近代日本のキリスト教社会運動家、賀川豊彦(1888-1960)。不遇な生い立ちをバネに、社会の不条理と対峙する広範な社会運動を展開。スラムでの救済活動から、大正から昭和にかけて労働者・農民・協同組合による社会改良運動を指導。講演や伝道で良心の復興を説いたその足跡は、日本各地のみならず世界に及ぶ。その多彩な活動は、膨大な著作を生み出しただけでなく、行動の人としてボランティアの先駆けという、日本社会の指導的オピニオン・リーダーとしての役割をも担った。日本よりも世界で有名であった賀川の言動を、欧米の5つのキリスト教団体の協力により、著作・参考文献・年譜として集大成。賀川豊彦執筆稿、賀川豊彦の評伝、賀川豊彦について書かれた参考文献、賀川豊彦について書かれた新聞記事及び運動・事業概要等の収録内容で、2005年12月末日の期限までを収録期間としてまとめたものである。
目次
著作目録(賀川豊彦著作・翻訳書目録;合綴書・序文・跋文・再掲文;新聞掲載稿;雑誌掲載稿)
参考文献目録(図書;新聞;雑誌)
運動・事業資料(賀川豊彦日記・資料一覧;家系図;賀川関係事業展開表;賀川関係協同組合展開図;賀川関係運動・事業資料;賀川豊彦原稿資料)
年譜
人名・事項名索引
著者等紹介
米沢和一郎[ヨネザワワイチロウ]
1946年3月、秋田市生まれ。明治学院大学を経て、1986年から2000年まで松沢資料館研究員として賀川豊彦関連所蔵資料の整理、出版と書誌学的研究に従事。現在は、明治学院大学キリスト教研究所客員研究員として、海外取材で収集した賀川豊彦関連の膨大な資料の執筆と出版に精力的に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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