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出版社内容情報
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│ 「戦後文学」の揺籃期~円熟期を索引化 │
│ 文學界、群像、新潮、文藝をはじめ131誌に │
│ 掲載された文芸作品の初出典拠6万件収録! │
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■1945年から1980年までの戦後36年間に、主要文芸誌・総合誌131誌に
掲載された小説のべ59,270点を作家ごとに一覧できる作品総目録です。
■小説などの創作作品は国立国会図書館「雑誌記事索引」でも未収録である
ため、作家研究の際は年鑑類を一つ一つ辿っていくなど非常に手間がかか
りました。本書を利用することにより各作家ごとに小説の掲載雑誌(初出
典拠)を一覧することができるので、調査が大変スムーズになります。
■収録誌はすべて現物を調査・確認し、正確な情報をもとに索引化していま
す。1万冊以上の文芸誌を収録対象とし、従来知られなかった作品、単行
本や全集未収録の小品・短編作品、初出誌未詳のままだった作品の調査も
可能になりました。
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│ 収録誌131誌、10,293冊! │
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朝日評論(朝日新聞社)、海(中央公論社)、オール讀物(文藝春秋)、
カイエ(冬樹社)、改造(改造社)、勤勞者文學(新日本文学会)、藝術
(八雲書店)、Gen(講談社)、玄想(養徳社)、現代(講談社)、聲
(丸善)、使者(小学館)、思潮(昭森社)、小説公園(六興出版社)、
小説サンデー毎日(毎日新聞社)、小説新潮(新潮社)、小説中央公論
(中央公論社)、小説宝石(光文社)、諸君!(文藝春秋)、新生(新
生社)、次元(次元社)、序曲(河出書房)、人民文學(人民文学社)、
すばる(集英社)、青春と読書(集英社)、世界(岩波書店)、創元
(創元社)、大地(赤坂書店,農民文学者会編)、ちくま(筑摩書房)、
展望(筑摩書房)、波(新潮社)、日本評論(日本評論社)、人間とし
て(筑摩書房)、日の出(新潮社)、批評(批評発行所)、表現(角川
書店)、文學者(世界文化社)、文学の友(人民文学社)、文藝往來
(鎌倉文庫)、文藝公論(丹頂書房)、文藝時代(新世代社)、文芸
展望(筑摩書房)、本(講談社)、民主文学(新日本出版社)、問題
小説(徳間書店)、野性時代(角川書店)、読物専科(毎日新聞社)、
リアリズム(リアリズム研究会)、りべらる(太虚堂書房,白羊書房)、
浪曼(浪曼) 早稲田文学(早稲田文学会) …etc.
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│ 収録作家数3,711人! │
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青山光二/赤江瀑/赤木けい子/安部公房/池田得太郎/石崎晴央/伊藤整/
井上靖/井伏鱒二/色川武大/岩橋邦枝/上田三四二/遠藤周作/大江健三
郎/大岡昇平/大仏次郎/開高健/北川荘平/畔柳二美/小久保均/小島信夫
/坂上弘/沢野久雄/島比呂志/島尾ミホ/庄野潤三/庄野誠一/新章文子/
杉浦明平/洲之内徹/副田義也/高橋揆一郎/高橋たか子/高橋昌男/田久
保英夫/太宰治/多田裕計/田中小実昌/田中純/谷丹三/田村泰次郎/津田
信/手塚治虫/戸板康二/富島健夫/直井潔/中薗英助/那須国男/西野辰吉
/丹羽文雄/野呂邦暢/萩原一学/原田康子/半村良/藤森成吉/舟橋聖一/
前田純敬/松岡譲/松本清張/真鍋呉夫/三浦朱門/三浦哲郎/三島由紀夫/
水城顕/安岡章太郎/山岡荘八/山口瞳/山下三郎/横田あゆ子/吉行淳之介
…etc.
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│ 監修者略歴:勝又 浩(かつまた・ひろし)│
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1938年、神奈川県生まれ。法政大学文学部卒業。同大学院博士課程中退。
「我を求めて―中島敦による私小説論」により第17回(1974)群像新人
文学賞評論部門受賞。『中島敦の遍歴』(2004年10月、筑摩書房)によ
り第13回(2005)やまなし文学賞受賞。著書に『我を求めて』(講談社)、
『求道と風狂』(構想社)、『都市の常民たち』(勉誠出版)、『引用す
る精神』(筑摩書房)などがある。
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│ 刊行にあたって―監修者からのことば― │
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……本書が調査収載対象とした雑誌数は全131誌、収録した作家数は3,711人である。
これを合わせて本書の性格を一口に言ってみれば、日本の現代作家3,711人の、戦後36
年間の小説執筆・発表状況を総結集したものである。
この一冊がもつ画期的な意義は種々挙げられるが、先ずはこの、作家3,711人という
数字にご注目願いたい。これは、たとえば、これまでに編まれたどんな大規模な日本文
学全集、また文学年表が集載した作家数とも比べられない、桁違いな数字である。
……この規模の収載によって、従来知られなかった作品の新発見、あるいは初出誌未詳
のままに置かれた作品が一挙に解消される例も決して少なくないはずである。
……本書は小説という窓を通して日本の、戦後の全文学状況を鳥瞰し得る唯一のデー
タブックであると、われわれは自負している。利用者、読者諸賢の、さまざまな立場、
角度からの活用を期待するものである。
本書「刊行にあたって」より抜粋
内容説明
文芸誌、小説誌、総合誌など131誌10,293冊に掲載された現代作家3,711人の小説・戯曲のべ59,270点を1945年から1980年までの36年間にわたって調査。単行本化されていない作品や、全集、アンソロジー未収録作品も掲載。作品は作家ごとに発表年月順に掲載。
著者等紹介
勝又浩[カツマタヒロシ]
1938年、神奈川県生まれ。法政大学文学部卒業。同大学院博士課程中退。「我を求めて―中島敦による私小説論」により第17回(1974)群像新人文学賞評論部門受賞。『中島敦の遍歴』(2004年10月、筑摩書房)により第13回(2005)やまなし文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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