内容説明
礼拝堂橋、戦橋、屋根つき橋…「橋」が登場する英文学作品の原文・翻訳を交え、「橋」にまつわる文化史を解説。写真・図版200点を掲載。イギリス特有の風俗習慣・語彙・建築文化も詳しく紹介。
目次
巨石で架けた「継ぎ石橋」
悪魔も退散の「礼拝堂橋」
虹の化石の「荷馬橋」
カタツムリも同じ「家つき橋」
防備は万全の「戦橋」
清流に架かる石の芸術「アーチ橋」
田園の細道つなぐ「歩み橋」
童心の世界への架け橋「(厚)板橋」
アーフタヌーン・ティーも楽しめる「屋根つき橋」
ガリバーが綾取りすれば小人国の「吊橋」か?
橋、橋、そして橋
「橋」か「道」か、それとも「橋道」?
テムズ川に架かる橋の数々
奇妙で愉快な「スタイルつきの橋」
「橋づくり」の起源とその流れ
著者等紹介
三谷康之[ミタニヤスユキ]
東洋学園大学現代経営学部教授。1941年生まれ。埼玉大学教養学部イギリス文化課程卒業。成城学園高等学校教諭、東洋女子短期大学英語英文科教授を経て、2002年より現職。1975~76年まで英文学の背景の研究調査のためイギリスおよびヨーロッパにてフィールド・ワーク。1994~95年までケンブリッジ大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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