内容説明
1946年「新声会」創立、1957年「20世紀音楽研究所」設立に参加。《優しき歌》の古典的書法から12音技法へと歩み、先進的音楽家の中心に。70年代から日本の文化的脈絡に立つ独自の音楽世界をシアターピースに展開。70歳の今日、一層盛んな創作活動は驚くべき博識と冷静な観察力に支えられた世界観の表明としての音楽を生み出している。一方で、過去・現在・未来を包括する音楽観は著作等にも表わされ、音楽界に示唆を与え続けている。本書は作品目録、著作目録、参考文献目録、レコード(CD)一覧、年譜から構成され柴田南雄の多彩な音楽活動を浮き彫りにする。各作品は文献番号により批評、解説への参照ができる。
目次
1 作品目録
2 著作目録
3 参考文献目録
4 レコード(CD)一覧
5 年譜