内容説明
これから介護する人、介護中の人、介護が一段落した人へ。時代が変わっても老いが深まったお年寄りの振る舞いは奇想天外、悲喜こもごも。“ぼけ”への漠然とした不安が和らぎ、見方が変わる介護エッセイ。「宅老所よりあい」の所長が綴る、時にハードで時にせつない認知症の世界。自身の老いを見つめ、実母を介護する日々に迫った新聞連載「VIVA!耄碌」を増補。
目次
第一章 まじめでこっけいな世界 つながることで笑いあえる
第二章 この瞬間を大切に その人らしさに付き合う
第三章 そのとき、家族は 介護者だからできる寄り添い方
第四章 ぼけてもいいよ 老いを受容すること
第五章 母と僕と、ときどき父 情実を交える介護の先へ
第六章 VIVA!耄碌 老いを愛でる日々
著者等紹介
村〓孝生[ムラセタカオ]
1964年、福岡県飯塚市出身。東北福祉大学を卒業後、特別養護老人ホームに生活指導員として勤務し、「宅老所よりあい」に転職。現在は「宅老所よりあい」「第2宅老所よりあい」「特別養護老人ホーム よりあいの森」(福岡市)の統括所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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