内容説明
「一度身に付けた技は、一生もん」85歳の農家のばあちゃんが受け継いできた暮らしの知恵。旬の味を手早く!おいしく!保存する!ありものを宝物に変える。
目次
基礎編
春の一品
夏の一品
秋の一品
冬の一品
おすし
スイーツ
著者等紹介
長野路代[ナガノミチヨ]
1930、福岡県飯塚市生まれ。農家の主婦として培った技を生かし、60歳で地域の女性たちと地元農産物を使った加工品を手づくりする「野々実会」を結成。県農産加工品コンクールで銀賞を受賞した「ゆずドレッシング」や「甘酒こうじ入 赤とうがらし」などのヒット商品を生み出す。「食で地域おこしを」と、加工品製造や料理教室を行う傍ら、レストランのメニュー開発にも携わり、食のアドバイザーとして活動している
佐藤弘[サトウヒロシ]
1961年、福岡市生まれ。百姓を志し、東京農大農業拓殖学科に進学するも、深遠なる「農」の世界に触れ、実践者となることを断念。側面から支援する側に回ろうと西日本新聞社に入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつこんぐ
17
図書館本。方言に馴染みがあると思ったら飯塚の方でしたか。ながのばあちゃんの笑顔が可愛くてすごくホッコリしました。梅干しや白菜漬けなど私にとって敷居が高かったのですが、この本の通りにしたら簡単に出来そうですね。手元に置いておきたい本です。2017/02/18
su-zu
4
10代で母を失い農家の台所を切り盛りして、嫁ぎ先は農家の本家という、筋金入りの農家のおかあさんが、旬の時期にたくさん取れる農作物を美味しくいただき、保存する方法を、古くからの知恵を現代に合うようにアレンジして、伝えている。便利家電で時間を短縮し手間は省かない。作物への愛と自然への感謝に満ちた丁寧な作業が、心を温めてくれる。私は作らなかったし、東京の野菜で作ったところで同じ味になるとは思えないけれど、ながのおばあちゃんの料理を食べたら、寿命が延びる感じがするだろうなぁと思う。2018/11/17
チョビ
0
正直著者と正反対の世界を現代人は生きていますが、料理がきちんとできるということは人生そのものということに気づかせていただいた気がしました。2015/10/30
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- 和書
- パパ、スカートはいてよ