内容説明
福岡で愛されて20年。伝統の味、人気のオリジナル、食材へのこだわりをまとめました。オーストリアで100年続くパン屋の息子サイラーさん。言葉の壁、うつ病の克服、大好きなサッカー、パン作りへの思い…すべてお話しします。
目次
第1章 オーストリアのさまざまなパン(代表的な食事パン;甘いパン;サンドイッチ;オリジナル)
第2章 ぼくの半生(軽い気持ちで日本へ;マイスター試験に挑戦;サイラーさんのある1日;自分の店を持つ;冬季五輪やサッカーを支援;うつを克服;日本にもマイスター制を;100年続くパン作りの伝統)
著者等紹介
サイラー,アドルフ[サイラー,アドルフ] [Sailer,Adolf]
1963年、オーストリアで100年続くパン屋に生まれる。中学校を卒業後、パンと菓子の両専門学校を修了。1984年に初来日、福岡市の千鳥屋でパンやケーキ作りをする。いったん帰国し、オーストリアのパンと菓子の2つのマイスター資格を取得。89年に再来日。94年に独立し、福岡市南区長丘に「ベッカライ&コンディトライ・サイラー」を開く
原田博治[ハラダヒロハル]
1948年、福岡市生まれ。九州大学文学部卒。1972年、西日本新聞社に入社。地方自治、人権、経済、文化担当などの取材記者を経て、人事部長、総合工程管理室長を務め定年退職。現在は人権擁護委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シラド
3
福岡で活躍するオーストリアのマイスターの話。 家族は一番大切な存在、世界で一番小さい国です。という文章が心に残りました。2015/06/28
シトラス
1
大好きなパン屋さんのサイラーさんのお店やご自身の話。プレッェルのレシピが付いていたり、なぜ福岡でパン屋さんを開くになったかの経緯など興味深かった。2015/07/23
☆コ。
1
ウマウマ~☆2015/01/04
チョビ
0
福岡のカイザーOFブロート。まさかあの店やこの店にも関わっていたとは恐れ入りました。レシピがちょこちょこ載っています。「アドルフ」という名前のせいか、つい「アドルフに告ぐ(BY手塚治虫)」の「パン屋のアドルフ・カミル」を思い出し、切なくなりました。実際(彼はオーストリア人)郷土がその漫画の主人公の一人と一緒なのです(戦後生まれはあまり「アドルフ」という名前は流行らなかったと聞いてましたが、アドルフは「屋号」みたいなものみたいです)とにかく半生がすごいです。そしてやっぱり食べたい!と思わせていただきました。2015/10/30
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