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原爆を背負って―谷口稜曄聞き書き

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816708886
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

内容説明

一瞬で数万の命を奪い、多くの人の人生を狂わせた一発の爆弾。長崎で郵便配達中に背中一面を焼き尽くされた少年の闘いの記録。

目次

第1章 被爆、長い苦しみの始まり
第2章 3年7カ月の入院生活
第3章 生き抜くと誓った青春時代
第4章 注目された核の恐怖
第5章 生涯の伴侶を得て
第6章 原水禁運動の分裂
第7章 世に出た「赤い背中」
第8章 被爆の実相、世界に訴え
第9章 援護の拡大を求めて
第10章 核兵器廃絶への道のり
第11章 子孫に託す前に―

著者等紹介

久知邦[ヒサシトモクニ]
1984年5月生まれ。広島県東広島市出身。2008年に西日本新聞社入社。本社社会部、長崎総局を経て、13年から本社社会部勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かじやん0514

3
16歳のとき、長崎で原爆投下に遭い、背中を焼かれ、3年7カ月死線をさまよった谷口さんの「遺言を残すつもりで」(本書1ページ)語った人生。原爆被害と、核兵器廃絶のために努力してきた先人たちの営みを後世に残すために必読の書。2014/08/31

yuka

2
谷口さんの凄まじい体験と、核廃絶の運動を牽引して来られたその人生を知ることが出来ました。 原爆の熱線による背中の大火傷… 何とか生き残った方々のその後の病魔の恐怖との闘い。 そして、差別や偏見。 それでもこうして、語ってきてくださった方々がいるからこそ 79年間核兵器は使われていないのだと実感しました。

kg

0
ヒリヒリとした痛みと怒り、谷口さんの生きざまに向き合った良書。「聞き書き」ならではの臨場感、「聞き書き」でここまで再現できるのかという驚き。2014/11/03

ちぴ

0
尊敬する谷口さん。 ネットの記事を読んでいたので内容は知っていたけど、本として保存したくて。 穏やかな中に強い意志が見える谷口さん。一度お会いしてみたかった。2025/02/24

マリアセシリア

0
谷口さんのお人柄が偲ばれる貴重な資料である。 谷口さんには、「ナガサキの郵便配達」を観て読んで、すっかり魅了されてしまった。想像を絶する苦しみと痛みに対する忍耐力や精神力はもちろんのこと、力強い語り口、また、穏やかな表情、茶目っ気に溢れた笑顔、、、ご存命であったなら、絶対に会いに行きたい! 谷口さんの「遺言」を紡ぎ続けることは、日本人の使命と心得た。2023/04/18

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