内容説明
航空並みの短時間で、コンテナ船並みの低コスト!フェリーなど高速船で日中韓を“陸続き”に。東アジアの産業地図を塗り替える新機軸。
目次
第1章 「シームレス物流」とは何か
第2章 高速船シームレス化が九州・山口の「地の利」を活かす道
第3章 世界の成長センター、東アジアとWin‐Winに持ち込める
第4章 シームレス物流は九州・山口の産業・企業をこう変える
第5章 シームレス物流のお手本はEU
第6章 対岸の韓国・中国もシームレス化へ動く
第7章 シームレス物流に向けた課題と対策
第8章 シームレス物流は九州・山口の物流と産業を融合させる
第9章 高速船シームレス物流はコンテナ船より30%コスト安
補足 トータル・ロジスティクス・コスト(TLC)
著者等紹介
藤原利久[フジワラトシヒサ]
国際東アジア研究センター協力研究員、学術博士。1944年兵庫県生まれ。1967年名古屋工業大学卒、住友金属工業(現新日鉄住金)入社、1990年設備部長。1994年住金小倉プラント工業代表取締役社長。1997年新北九州推進協議会事務局次長。2004年住金退職、苅田町特別参与。2006年北九州市立大学社会システム研究科博士課程入学、2009年学術博士号取得。2009年10月から現職。東アジアとの総合物流、シームレス物流、トータル・ロジスティクス・コスト、荷主・船社・物流・行政・識者および物流施設などフィールド調査が特長。日本港湾協会や韓国・釜山発展研究院との共同研究や北九州市・長崎県などから物流調査の受託も
江本伸哉[エモトノブヤ]
九州国際大学経済学部特任教授、国際東アジア研究センター協力研究員。1957年青森県生まれ。1981年東京大学経済学部卒、日本経済新聞社入社、東京本社編集局産業部記者。1994年日経ビジネス副編集長、1996年産業部次長、1999年北九州支局長、2002年大阪地方部次長、2004年TVQ九州放送北九州本社報道制作部長(新聞、雑誌、テレビの経済記者・編集者として鉄鋼、電機、コンピューター、サービス、自動車、食品、航空、エネルギー、流通など産業界や工業都市(川崎、北九州、大阪)の再生について取材、編集、番組制作)。2010年4月大阪市立大学大学院創造都市研究科修士課程アジア・ビジネス研究分野入学。2012年3月同大学院修了(都市ビジネス修士)、日本経済新聞社退職。同年4月から現職。主な研究分野はアジアと日本の経済と経営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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