内容説明
単行本の「コミュニケーション哲学」はコミュニケーション論の基礎編である。コミュニケーション学で取り上げたい理論や概念を分かりやすく解説するために、政治、スポーツ、芸能など多くの人に関心を持たれた事例を挙げてみた。〇三年六月から〇四年七月までに掲載した連載の後半戦を収録した今回の本は、世の中を騒がせている社会事象から現代社会にマッチした理論や概念を導き出すという逆パターンを採用してみた。本書をお読みいただいた方が人間関係を通じて、自分に合った生き方を見つけていただければ、「コミュニケーション哲学」というタイトルの重みが増し、「哲」という名の著者の喜びもいっそう膨らむことでしょう。
目次
1 自分を出そう
2 鏡を増やそう
3 自己チェックしよう
4 相手を知ろう
5 バランスをとろう
6 組織を作ろう
7 「共育」でいこう
8 哲学をつかもう
著者等紹介
宮原哲[ミヤハラアキラ]
1955年福岡県生まれ。西南学院大学、ペンシルバニア州立大学大学院、卒業。83年博士号取得。ウェスト・チェスター大学講師を経て、西南学院大学文学部教授。同大硬式野球部部長。96年フルブライト研究員(ハワイ大学)
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